最近は年末宝くじをあまり期待せず10枚連番で買っている。昨年末も買った。
いつもはあまり気にせずそのまま置きっぱなしで、なんとなく気が向いたら半年後や1年後に番号を確認していた。換金締切日間際に窓口に行くこともしばしばあった。
当たってもほとんどが300円。
それが今年は、あーらく庵を昨年11月に開業したこともあってか、なんとなく年明け早々宝くじ番号を確認した。
結果、いつもと違って3,000円の当たりくじが一枚。いつもの10倍。元々期待はしていないので無いよりマシかと。
本日買物途中に宝くじ売り場が目にとまり立ち寄る。
既に結構なお歳のおじいさんが一人窓口に。
待っている間、なんとなくおじいさんと窓口の人との会話を聞くともなしに聞いていた。
おじいさん曰く、昨年の年末宝くじの番号まだ確認していないのでここで見てほしい、と年末宝くじ10枚入りの一袋を窓口の人に渡していた。
窓口の人曰く、この機械が年末宝くじの当たりをチェックしてくれるけどそれは明日の7日から、私の目で確認して間違いがあったらあかんから申し訳ないけど明日以降来てください、とのこと。
おじいさんはあーそーと残念そうに了解し、他の宝くじを買って去っていった。
私が後ろで待っていた時間は5分ぐらい。
おじーさん、歳やし自分で番号調べるのが大変なんかな、残念やったねー、と心で同情して窓口に進み出て、おもむろに3,000円当たっている年末宝くじ一枚を提示。
窓口の人曰く、長い間待ってもらって悪いけど、換金は明日からですぅ、と。
あんたもかーというような雰囲気になってしまって少し恥ずかしかった。私もあのおじいさんと同じやん。
他人事のように聞いていたおじいさんと窓口の人との話を正しく解釈していれば、それは自分にも当てはまる内容だった。
さらに考えれば、おじいさんのように窓口の機械で読み取ってもらう方が無駄に時間を使わず合理的とさえ言えるかも。(当たり番号を自分で確認してゆくプロセスがたまらんという考え方もあることはあるが。。。)
今年はちょっとしたことでも浮き足立たず、より注意を払ってゆかねばーと変に改めて思った次第。とほほ。